荒川江北橋の釣り場|シーバスや駐車場情報やパターンと釣りモノ
河口(海)から約16kmも上流にかかる荒川の江北橋付近の釣り場。
デイシーバスから手長エビ釣り、ハゼ釣りやうなぎ狙いまで幅広い釣り人に愛されている有名ポイントです。
筆者、ホゲ太ボーズ氏も足しげく通うホームグラウンドですがコチラのポイントは海とは違う攻め方がやはり釣果に差をつける場所となります。
基本事項を記載後に各ポイントの解説をしていきますので参考にしてみてください。
江北橋付近の駐車場は安いコインパーキングがお勧め
まずはアクセスについてですが、首都高速の王子南出口から15分ほどで着く場所ですので車でのアクセスは良好です。
江北橋付近にはコインパーキングが点在しているので、コインパーキングに車を止めてから歩いていくのが良いと思います。
料金も、24時間打ち切りで600円〜1000円程度と結構良心的です。
ただ、土日祝日などは河川敷の野球グラウンドを利用する方などがコインパーキングを利用することも多いので休日は案外空いてないことも多いです。
また、残念ながら河川敷へのバイクの乗り入れは禁止で、近隣の駐輪場もないためバイクでの釣行はお勧めできません。
ただ、河川敷はサイクリングロードになっているので自転車の乗り入れはできますしランガンする事が多いデイシーバスなどではかなり重宝しますから折り畳み自転車等を車に乗せておくとかなり便利です。
自分は、ダイエットだと思って歩いていますがね。
荒川がカーブしているので流れの変化が沢山。
江北橋周辺は荒川が大きくカーブしている部分になりますので、流れの外側に当たる南側の岸辺では水深が若干深くなっていて、北側の岸壁のほうが浅くなっています。
とはいっても荒川は、しっかりと整備されている人工河川ですから自然の川のような水深変化はあまりないです。
ただ、このカーブのおかげで潮の満ち引きによって大きく水の流れが変化しシーバスなどが居つきそうな場所がちょくちょく現れます。
通い甲斐が有る場所です。
江北橋下南側・手長エビ釣りがかなり盛んです。
江北橋直下【南側】は写真のように護岸が整備されて、若洲海浜公園の人口磯のようになっています。
この石と石の間にベンケイガニなども多くみられ、そのカニを求めてくるチヌ(黒鯛)なども濃い場所となっています。
(といっても海や河口付近と比べたら魚影は薄いですが)
この護岸は人工的にできた駆け上がりになっているので、浅場に逃げているイナッコやハク(ボラ稚魚)をイメージしたパターンがハマりやすい印象です。
また、5月くらいの手長エビシーズンはこの岩の隙間に糸を垂らして手長エビ釣りを楽しむ地元の人なども多く押し寄せますので、その時期のデイシーバスは場所に制限がかかることもちょいちょいあります。
そんな時はシーバスやめて手長エビ釣りに興じるのも一興ですね。
江北橋南側上流域は大潮干潮で干上がってしまいます。
江北橋南側護岸の上流側は、写真の通り船着き場のような感じでしっかりと整備された護岸となっています。
しかし、この場所は非常に水深が浅く大潮の干潮時などは岸から一番近い橋脚辺りまで水が干上がってしまい釣り場がなくなってしまいます。
なので、ある程度水が上がっている時間帯限定の釣り場になりますが広大なシャロ―エリアになるのでバチシーズンやナイトゲームなどでは結構いい思いをさせてもらってる場所でもあります。
場荒れしやすいという欠点もあるので先行者が居た場合はさっさと諦めて他当たったほうが精神衛生上よいと思います。
江北橋南側下流域はデイシーバスのメインポイント
江北橋南側岸の護岸が切れた先は捨て石と沈みテトラが入っている一体になります。
テトラ自体はそれほど多くは言っているわけではないですが、ポツポツと1m間隔程度で入っているところから下流に進むにつれてテトラの数が減少していき釣りやすくなっていきます。
この場所は、荒川のカーブの外側に当たり流れがダイレクトにあたることから魚影も濃くデイシーバスなどではメインのポイントになる場所です。
ただ、満潮時は足場が水につかってしまうので干潮前後に入れる場所となります。
そんな場所なので、足元はかなり滑りやすく歩きにくいのでスパイクが無いと結構難儀しますからスパイクとライフジャケットは必須です。
ポイントは、足元から沖10〜15m程度の部分が急激な駆け上がりになっておりそこに流れが当たったところに魚が集まる感じなのでちょい投げでどんどんルアーを通してランガンするスタイルが効率良いです。
鉄板バイブなどのバイブレーションが黒鯛も一緒に狙えて楽しいですが、根掛が半端ないのでシャッドプラグなども上手に使って攻めていくと釣果を重ねられると思います。
江北橋北側の真下は緩い駆け上がりだが…
南側に続いて、北側岸辺の情報です。
江北橋北側真下は、一見足場の良い護岸ですが中潮・大潮の満潮時には足場になる部分が水没するので干潮時前後が釣りやすい場所です。
しかし、岸から橋脚まではゴロタ交じりのゆるい駆け上がりになっているので
- 魚あんまり居ない
- 根掛多発
- 足元結構滑る
という悪条件が重なり、正直あまり良い印象はありません。
デイシーバスをやるには正直お勧めできませんが、手長エビ釣りやハゼ釣りなどの小物釣りをするには絶好のポイントですのでシーバス以外の釣りをする方にはお勧めです。
江北橋北側岸の下流域は長い整備された護岸
江北橋北側岸の下流域は長い整備された護岸になっていて、足場も良く釣りはかなりやりやすい環境です。
ただ、これといったストラクチャーや変化がない場所ですので潮の動きによって生まれる流れの変化の中を丁寧にトレースしていくようなシーバスの狙い方をする必要があります。
ですので、正直上級者向きの釣り場で初心者の方やそれほどシーバス熱が強くない方には修業の場となる事が多いと思います。
そんな場所ですので釣りがしやすいわりに人はあまりおらずノビノビと竿を触れるのが唯一の良いところですかね。
うなぎ釣りをする常連さんが点々とブッコミ釣りをなさっているので、邪魔をしないように注意しましょう。
荒川・江北橋周辺シーバスが釣れない条件について
最後に、江北橋周辺でこんな時はシーバス狙いは厳しいというパターンについて書いて終わりにしたいと思います。
他の場所でもいえることではありますが、特に荒川は一応「川」ですので淡水の流入が非常に多く雨に弱いという特徴があります。
河口から16km程度上流であることから、雨の後などは真水の流入が非常に多くなってしまいシーバスなどソルト系の魚の活性が非常に落ち込みますから全然釣れないなどという事が多くなります。
淡水が濃いときは逆に、コイなどの淡水系の魚の活性が上がるのでコイがライズしているようなときは
「あっ、今日ダメだ…」
という感じで釣りをする前からホゲ確定する感じですので、雨下続いたときや豪雨の跡などは数日間明けてから出向いたほうが良いでしょう。
江北橋シーバス好釣果実績ルアー
定番ですがこいつらが一番活躍してくれます。
殉職率もナンバーワンです(泣)
万年濁り水なのでゴールド系のカラーが良いイメージです。
根掛が凄すぎて心が折れそうなときはシャッドを使って「根掛回避釣法に変更します。
使い方はバイブレーションと一緒ですが、ルアーをガンガンボトムやストラクチャーに当てすぎるとビビッて魚が逃げますのでほどほどに。
逆に活性が高いときは関係なく喰ってきますから楽しいですけど。
アルカリシャッドに静ヘッドという組み合わせでも良いですが、フッキングを考えるとVJのほうが分が上がる感じです。
根掛怖い場合はアルカリとジグヘッドの組み合わせで。
ハード系ルアーに反応が無いときに使うことが多いです。
ホゲ太ボーズ氏PROFILE
性別 : 男
年齢 : アラフォー
血液型 : O型
東京都在住で、小学生の時からルアーから海の餌釣りまでほとんどの釣りに手を出してきたものの結局近所で気軽に釣行できるシーバス釣りに落ち着いたおっさんです。
ルアーを投げているだけで幸せなのでそれほど釣果は気にしていませんが、まぁそれなりに長くやっているので結果もそれなりには付いてきてます。
釣れなかった時代も長かったので「釣れないよぉ〜((´;ω;`))」って悩んでいる人の一助となれるような情報も出せればと思っているのでちょいちょい覗いてみていただければ幸いです。