新河岸川の洗礼、荒川を離れ初めての支流シーバスを求めたが…
埼玉方面へ仕事で行く事となった帰り道、意外と早めの17時ごろに打ち合わせを終えてそのまま帰るのもなんだな〜なんて思いを抱いていた小潮の上げ5分程度の時間帯。
これまでポイントの存在は知っていたものの、来ることはなかった新河岸川へシーバスを求めてちょいと寄り道することとしましたが手痛い洗礼を受けることとなりました。
新河岸川のシーバス事情と事前情報
時は2021年12月を迎えようかというシーバスシーズン終盤が迫る時期。
事前に情報収集していた新河岸川のシーバス事情をザックリとまとめると
- シーバスはいるけど本流より少なめ
- 塩分濃度はかなり薄く淡水魚もいる
- 川幅が狭くかなりテクニカルな釣り場
といった感じで、荒川本流の岩淵水門〜河口までに有る数多の有名シーバスポイントに比べると相当シビアで辛いシーバス釣りを余儀なくされること必至のシーバスポイント。
という事で、シーバスがいっぱい居ることが確認されている荒川本流にサクッと行けるホゲ太氏がわざわざ遠征してくるようなメリットが全く無いポイントだったのでこれまでここに来ることはなかったわけですが、物は試していうことでポイントイン。
マイナーポイントだけあって、水路や小規模河川との合流点や橋脚明暗などの一級ポイントに他のアングラーは皆無。
ハイシーズンは違うのかもしれませんが、シーズンも終盤というこの時期であればポイント選びたい放題というパラダイス状態。
これで釣れれば文句なしで通い詰めるところですが、他のアングラーも同じことを考えるだろうにこのような状態という事は…
ひとまず、初めての場所で竿を出してみます。
最初は明暗部から始めてみましょう
という事で最初に入ったのは橋脚の明暗部。
流れはというと、上げの流れと川の流れが綺麗に均衡とれた無流状態。
上げの勢いが収まってくれば少しは流れ始めるでしょうが、ホゲ太坊主的な印象としては下げの潮になっている時のほうがしっかりと流れが効いて早すぎず釣りやすい状態になるのではと思いました。
とはいえ今日は狙ってきているわけではなくこんな状態からスタート。
まず初めに上から探る感じでシャロ―アサシンFBを投入し明るいところをまんべんなくトレースしていきます。
んが、これといった反応はなく時間だけが過ぎていきだんだんと川の流れが出始めてきたタイミングでカゲロウ100F投入し明るい側だけではなく明暗のドリフトなども試していきます。
ただこれでも反応は得られることはなく次の手段。
スローに巻くことでカゲロウのようななまめかしいアクションをしてくれるメガバスのワンテンを投入しカゲロウよりも少しだけ下のレンジを探ります。
思っていた以上に川の水深が浅く思い切ったレンジ幅変更をしてしまうとすぐに魚の下をルアーが通ってしまいそうだったので10cm刻み位を意識して丁寧に探ります。
その後
- ワンダー80
- ローリングベイト
- R−32
などなど信じてやまないルアーたちを投入し続け探りますが結局魚と出会えることはなく終了となりました。
新河岸川の洗礼です。
シーバスは確実にいたしベイトもいたが釣りきれない。
かなり悔しいけっかとなりましたが川の流れが出始めてからはイナッコと思われるベイトが水面に浮きあがり「バシャバシャ」と逃げ惑う場面がソコソコありシーバスと思わしきボイルも散見されました。
そんな状況だったので確実にシーバスはいたと思います。
ただルアーを喰わない、若しくは腕が無くて食わせきれなかった感じです。
そして、シーバス自体入るけれども荒川本流と比べて圧倒的に数は少ないというのも肌で感じました。
しかも、全力でキャストしてしまうと簡単に対岸直撃してしまう川幅の狭さ。
相当テクニックを要するフィールドでありながら数少ないシーバスに口を使わせなければ釣ることが出来ないそんなテクニカルな場所だという事を痛感した数時間でした。
正直、楽しくシーバスを釣りたい人がわざわざ遠征していくような価値はない場所です。
でも、あそこで自由自在にシーバスを釣ることが出来るテクニックを身につけた人はシーバス釣りメチャクチャうまくなるんでしょうね〜
機会があればリベンジしたいです。
ホゲ太ボーズ氏PROFILE
性別 : 男
年齢 : アラフォー
血液型 : O型
東京都在住で、小学生の時からルアーから海の餌釣りまでほとんどの釣りに手を出してきたものの結局近所で気軽に釣行できるシーバス釣りに落ち着いたおっさんです。
ルアーを投げているだけで幸せなのでそれほど釣果は気にしていませんが、まぁそれなりに長くやっているので結果もそれなりには付いてきてます。
釣れなかった時代も長かったので「釣れないよぉ〜((´;ω;`))」って悩んでいる人の一助となれるような情報も出せればと思っているのでちょいちょい覗いてみていただければ幸いです。